2025/9/17
スタッフへの暴言や暴力については然るべき対応をいたします
しろくま耳鼻咽喉科にいらっしゃる大半の方にはお知らせが不要な内容であることを理解しております.
しかしながら,稀ながらも,それによりスタッフや居合わせた患者さんがトラウマ的な被害を受ける可能性もありますので,クリニックの姿勢としてお知らせをさせていただきます.
当院スタッフへの暴言等については然るべき対応をいたします.
2024年1月に開院以来,スタッフ(院長含む)に暴言を振るわれるケースがあります.
ごく僅かではあるものの,直近では,院長が暴言を一定時間受け,院長の精神的なダメージや診療が滞るだけでなく,クリニック全体に暴言が響き渡り,何よりも,待っていらっしゃる患者さんやそのご家族に悪影響が懸念されるような事態もありました.
残念ながら,こうしたことは当院に限らず,どのような医療機関でも日々起きている,起きうるのが現状です.
しろくま耳鼻咽喉科は,shared decision making(患者さんと医療者が協力して医療に関する意思決定を行うこと)を重視しており,具体的には,治療選択肢が複数存在する場合,患者さんの個々の選好を踏まえ,治療選択肢を検討しております.
しかしながら,その段階に至るためには必要な検査があり,例えば,コロナウイルス検査の実施は咽頭痛や発熱を有する場合には原則必須であり,検査の必要性の判断は患者さんの個々の選好に基づいて行われるものではありません.医薬品開発等において患者参画の重要性がより高まっている近年であるものの,検査や治療方法を適切に決定するためには,医学的知識や経験が不可欠です.
体調が優れず医療機関を受診される方のストレスは理解しております.
しかしながら,何よりも,暴言や威圧的態度は,医療の質を損なう可能性もあり,看過できるものではありませんので,今後は然るべき対応を徹底してまいります.